「たくさんのものを所有することの価値がある」
というところから、逆に「所有しない」
という身軽な状態に価値があると気がついた人たちがいます。
ミニマリストと呼ばれます。
様々な物を捨てに捨てて、部屋と心にスペースを開けましょう。
「スペースを常に開ける」
余白を楽しみましょう。
新しいものを入れるためにはまず捨てましょう。
ちょっと前の日本では
- 「持ち家」を買う。
- 車を買って、高い時計を買う。
ということに価値が置かれていました。
「平成の終わりから令和のはじめ】に入り、「所有する」世界観はすっかり過去のものとなってきました。
少しずつ「所有しない」ことに価値が置かれるようになりました。
- 「質素でシンプルがいい」
- 「モノはシェアやレンタル」
という価値観になっています。
「物質的な満足感が満たされて「更に上の幸福の追求」をベースに考えているからだと思います。
とにかく今は「もう十分すぎるほどに様々な物にあふれている」ということが、「浸透しきっている」と思います。
この記事ではミニマリストの「単に部屋のものを極限まで無くす」というよりも、
「執着を捨てる」
ということに焦点をあてて、様々なものや概念を
「所有しないという選択」について考えれたらと思います。
ミニマリストとは
「個人を楽しむための身軽さの追求をすること」
このことがミニマリストでいることのテーマなのかなと思います。
パソコンで例えると
「内部で色々立ち上がっていたら自然と動作が重くなる」と思うので、その部分について減らし、
身軽に「本当に過ごしたい自分だけの人生を楽しむ」ことを準備をすることだと思います。
たくさんのものを捨てて、奥さん含めて親しい周りからは「自然体で今のほうがいい」と言ってくれます。
改めて今の世の中をしっかりと認識し、身軽になり、
「個人の人生を追求するきっかけになる」ような
「努力の方向性について考える時間」になればと思います。
【ミニマリスト】物をなくす。「所有しない」身軽さの追求。
自分自身も不要なものを洗い出し、様々なものを所有しない方向に向かっています。
- 「タワーマンションでの暮らし」
- 「車」
「所有するものを減らした」ことですごく身軽に感じたことが多いです。
単純に
- 日々のコストを下げている状態が心地良い
という感覚でいます。
深堀りすると
- 捨てたのは「タワーマンションに住むこと」ではなく「見栄」だったのかもしれません。
- 更にいうと「見栄が必要な生き方」を捨てたのかもしれません。
劣等感満載だったので、ぶりぶりで見栄を張りちらしたかったんだと思います。
「タワーマンションに住んでいる」と優越感に浸りたかったんだと思います。
イエモンの名曲「砂の塔」でも「上に行くほど傾いた塔、安定はしない」と色っぽく歌ってます。
見栄をはらずに生きれるというのは素晴らしいです。
- 周りの目線などではなく自分の声を聞き、本当に気に入ったものだけを買う
このように実際に所有を減らしたことで、「とても楽になった物や概念」を紹介します。
【家のものを捨てる】
引っ越しと同時に、机、カーペット、ベット、仕事や運動に関係のないようなものは捨てました。
「全てを捨て去る」というのではなく、奥さんだ大切にしている多少のぬいぐるみなどは残しています。
ミニマリストを極限まで追求しているような人によっては「冷蔵庫すらない」ような人もいるくらいですが、自分にとっては冷蔵庫は必要です。
ただ、本当に捨てたくないものだけ少なく残しています。
本はそうとう捨てましたが、残しているものもあります。
「あまりに全てを生産性で求める」と、それはそれで失うものがあると思います。
余白を大切にしたいわけですから。
「様々な価値を楽しむ」という視点は残しつつ「無駄は省き捨てていく」という感覚を大切にしています。
しかし、本当に必要かを吟味することは大切にしています。
一つだけコツがあって、インテリアを置きたくなりますが、
- 「今の自分の人生のテーマを象徴するようなインテリアを一つだけ置く」
- そして課題が終わったらまた新しいインテリアを置くというのがとても楽しいです。
インテリアをただ飾るのではなく、「自分だけの意味をもたせる」のがとても楽しいです。
今はドラゴンボールの「超絶かっこ良すぎる、見るたびにため息が漏れるリペイントされたトランクス(未来)のフィギュア」を一個だけインテリアに置いてます。
自分が気に入ればそれでいいと思います。
インテリアは一つに絞ったほうが楽しいです。
今の課題がクリアになったら、また次のものに買えます。
【仕事の責任】
もちろん、立場があり、しかもその仕事が「やりたい」と思えているとしたら最高だと思います。
「やりたくもない、責任感を持てない仕事の責任は最初から捨てたほうが良い」ということです。
昔は、肩書きがあり、むしろ肩書きを気に入っていました。
が、やらなきゃいけないこともあって仕事以外の時間も重責がずっとありました。
日曜日の夜は、やはり気が重かったです。
今は、何かと便利なので企業に所属はしていますが「何かをしないといけない」という状態からは開放されています。
自分にとって最低限
- 「苦ではないこと」
- 「したいこと」
のみで生きています。
なにより時間を大切に使おうと思っています。
「上司になる」ということは「自分の部下たちを守りたい幸せにしたい」と思えるかということだと思います。
嘘なく心からそう思えるメンバーなら心から大切にしたいですが、そうでないなら上司という立場なんかは正直しんどいと思います。
心から自分がそう思えるということをとても大切にしています。
「自分がやりたいか」ということを心の底から吟味したほうが良いと思います。
「自分にとってはやりたくなかった仕事の責任はとても苦でした」
自分は基本は「自分は最後まで個人プレーヤー、技術者でありたい」と思っています。
【場所に対するこだわり】
「田舎の実家に戻ろうか戻らないか」すごく考えた時期がありました。
どこかでずっと残っていましたが、5年以上悩んだ結果、それによって失うものがあったとしても、「戻らない」という決断をしました。
住む場所は色々見て回って一番住みたいところに決めました。
しかし、今はもう「自分に戻ってこいという人はいないかな」と思います。
「しなければならない。という責任ある言葉」とともに、善意とともに「土地に縛られている人」は一定数いると思います。
大切なのは「自分はどうしたいか」ということです。
もちろん地元でしか得れなかったものは大切にしています。
- 自然と皆で向き合い助け合う精神
- 人と人の距離感がやはり近い
他人が「みんな親戚で家族」みたいな感覚というのは、自分自身の「人当たり」に影響を及ぼしています。
ミニマリストになる時に、常識を疑い
- 「本当に、捨てるのか」
- 「ここまで捨てれるのか」
ということを考え抜くということはとても大切な作業であり、
ミニマリストであるということは、このことに価値があると思っています。
それでも「捨てれないという選択をしたものは捨てなくてもいい」と思います。
個人として「どこまで捨てるのか」もその人次第です。
【車・ローン】※負債を所有する時は計画的に
自分は、「持ち家や車を買う時は基本全てキャッシュで」と決めています。
「生涯ローンは組みません。」
これも幸福度重視のマイルールです。
「家は賃貸」で「車の必要のないところに引っ越しました。」
近年では「お金の教育」も浸透し、
「資産」は例えば
- 「人に貸している不動産」など「自分にお金が入ってくるものを指す」
負債とは
- 「持ち家や車など費用が発生するものは資産ではなくて負債である」
という考え方も浸透しています。
参考資料:金持ち父さん貧乏父さん
※さんざん有名になっているこの本は、読んでない人は一度は絶対に読んだほうが良いといえる本です。
- 車は生活にどうしても必要だから売れない。
売れないなら売れないでいいと思います。
再度吟味して深堀りして自分を疑うということがとても大切になって来ます。
【跡取りであること】
所有という意味では最も根源的だった、「名字。」
- 長男があとを継ぐ「名字、家を守る」という発想も少なくなりました。
ずっと一族が守り、大切にしてきた魂そのものといえる部分です。
今は跡取りという立場というより「生きていることそのものに感謝しよう」と感じています。
昔は10代目の一人息子、跡継ぎ何だということを聞いていましたが、「今生きているすべての人が、みんな命のバトンを受け継いでいます。」
先祖に対する敬いは捨てようがありません。
両親からもらった様々なことは大切にしようと思います。
生かされているなと感じます。
跡取りというところで悩んでいる人はまだまだ多いと思います。
しかし、跡取りであるということに縛られる必要はないと思います。
基本、個人が何よりも優先されると思います。
こちらにまとめてみました。
関連記事:跡取りとして生きるのが辛い
【結婚スタイル】
従来の結婚で失われがちな、
- 「攻めの姿勢」
- 「自由」
こういった部分は結婚をすると失われやすい部分かもしれません。
自分ひとりの命なら、果敢にいつまでも勝負に出ればいいと思いますが家族がいると話は変わります。
一緒にいて勉強になるような「異性と二人で過ごすこと」なども制限がかかってしまう点もあるかと思います。
「捨てている」とかいてますが自分自身「結婚しています」が、
結婚しても「攻めの姿勢や自由な部分の邪魔にならない」という関係を作ることができたからしただけです。
もちろん制限はありますが、極限まで減らして自由を確保しての結婚だと思います。
もし不自由に拘束されてしまうというような結婚ならしなかったと思います。
自由のおかげでのびのびと自分を伸ばすことができました。
支えてもくれているので感謝です。
【飲みや外食】
自分の場合、飲み代はとんでもない金額がかかっていると思いますが、基本飲み歩くのはやめました。
自分にはもう必要なくなったと感じました。
初対面の人と仲良くなるコミュニケーションスキルが身につきました。
今はむしろ投資やブログや筋トレなどの時間に当てるようになりました。
何もしないという時間も大切にしています。
ただし飲みに行くということの価値は図りしれず、わざわざ記事にしました。
関連記事:行きつけのバーを作ることで得られる「自分で自分の居場所を切り開けるようになる」
【友達】
「狭く深く」ですらなく、「狭く浅く」という感覚でいます。
昔はコミュニケーションのわからない煙たがられるような人間だった気もします。
そんな時はやはり自分を磨くために人に揉まれ続けていました。
最近は逆に周りから誘ってもらえることは多くなりました。
そういう状態になったらむしろ自分から求めなくなりました。
もちろん楽しむ時等に、友達は不可欠です。
友達との時間が最高のスパイスになることは間違いありません。
ただ自分の場合やたらと深い付き合いをしてしまう傾向があるので「狭く浅く」と言い聞かせています。
【投資の無駄なポジション】
投資(投機)というのは危険なイメージがあると思いますが、大正解です。
すごく危険ですが、本当に人間性を育てるのに自分にとっては役に立っています。
変にポジションを持っているとその後来るかもしれないチャンスに柔軟に飛び込めない欠点があります。
自分は投機をしていることから、日々の生活を見直し、ミニマリストになっていきたいなと考えるようになりました。
- 変なポジションを保有しない
- 本当に価値あるポジションを所有していることが大切
- 所有しないこと自体が大切
普段気が付かない人生の深いところの教えが投機には詰まっています。
人生と投機をリンクさせているところにはものすごく自信があります。
【お金に対する執着】
「お金そのものを追いかける」という感覚は致命傷になりかねないという感覚です。
よく考えていれば
- お金が寄ってくる技術そのもの
- 今の世の中を見極める事ができる力
- 欲に振り回されないこと
技術・見極め・欲に振り回されないなどの人間力の部分に価値があると「お金は寄ってくるもの」
ということを分かっていないと、いつまでも本当のところが見えてきませんでした。
すごく怖いのが、自分自身では「お金を追いかけてしまっているということすら気が付かない」です。
、目先のお金というところにあまり焦点を当てるとうまく行かないと感じます。
まさに、悪銭身につかずだと思います。
【失敗してしまったなという過去の後悔】
過去の失敗をふとした時に思いだして苦虫噛むようなことを思い出すようなことって結構ありました。
失敗は絶対に避けて通れない当たり前のことなんです。
当たり前のことなんで感情を入れないようにしましょう。
失敗はチャレンジする人に訪れると思います。
失敗はチャレンジした証拠そのものです。
失敗を愛して、学ぶことだけは忘れてはいけません。
それさえできれば失敗をすることは絶対に避けて通れない道です。
成功のもう一つの姿が失敗です。
失敗を思い出す時、頑張ったな。
頑張りすぎて全力でコケた場合、経験値がありすぎて消化できず、なかなかつらいと思いますが
チャレンジした結果の失敗が、必ずあなたを大きくします。
今は思えなくても、必ず思えるようになります。
人生はそういうものみたいですね。
まとめ
世の中の常識は信じられないスピードで変わっています。
固定概念から離れ「常識を疑うことがとても楽になっています。」
色々書きましたが、一言で言うなら、ミニマリストであるということは「物以外の不要なものも捨てて楽になっていく」
ということが大切だと言うことです。
捨てれないと思っている数々の概念は基本捨てれます。
ネガティブな様々な物を捨てに捨てて、部屋と心にスペースを開けましょう。
「スペースを常に開ける」
余白を楽しみましょう
新しいものを入れるためにはまず捨てましょう。
→これだけは捨てれませんでした。
関連記事:爪を噛む癖もやめる
→部屋は整理されているのに爪を噛むというのは不自然かもしれません。
関連記事:テレビは見ないほうが良い理由
→でもテレビで情報は取りますが、つけっぱなしはやめたほうが良いかなと思います