田舎暮らしをする時に絶対に知っておいたほうが良い鉄則

この記事は、

  • 「ずっと都会に住んでいて、田舎で家でも建ててゆっくりセカンドライフ過ごしたい」

と思っていらっしゃる方向けの記事です。

自分自身、田舎の出身で、20歳になった頃から

「都会で過ごす」という経験をしました。

もうすぐ田舎と都会と半分半分くらいになります。

「緑が少ないレベルの大都会」に住んでいたら

  • 「都会から田舎に引っ越してゆったり暮らしたい」

という気持ちもすごく良くわかる気がします。

  • 離れたり失ったりしないと、良さに気づけないというのはあるのかなと思います。

今回は「ガッツリ田舎の出身の自分」から、

  • 田舎で暮らす時に知っておきたいことについて少しでもお伝えできればと思います。

田舎で暮らすと言いましても

「どのレベルの田舎を指しいているのか」といいますと

「人口一万人以下で割と閉鎖的な場所」でしたら、おそらく今、

自分がイメージしているような田舎になるのかなと思います。

「マンションなどほとんどないような田舎で暮らす」場合に知っておきたいことについて紹介できればと思います。

もちろん地域性などもあるようですので、参考にならないところもあるかも知れませんが、

田舎の方でしたら、そういう所あるなと感じていただけるところもあるかなと思います。

田舎暮らしをする時に絶対に知っておいたほうが良い鉄則

人との距離が近いので、ある程度のことは周りに知れ渡る。

人が少ない分、「一人ひとりとの関わりが強い」という傾向があります。

これは「田舎と都会と両方過ごしたことのある方」でしたら共感していただけそうな気がしますが、

  • 都会で救急車の音が聞こえたら、「救急車が通るな」ですが
  • 田舎で救急車の音が聞こえたら、【え?「誰が」倒れたの?】

という違いがあるかなと思います。

「誰が」というのが特定されていて、周りのみんなが知っているという状態です。

「あぁ、あそこの家の人が、倒れたんやね」という世界感だと思います。

絶対にやってはいけないと感じるのは、定員さんなどにきつい対応を取ったりすることだと思う

もちろん都会でも、変にお客だからと言うことで「定員さんにキツい言い方をするなどは違う」と思いますが、

  • 田舎では、定員さんではなく、「どこどこの〇〇さんが働いている」という印象です。

田舎には定員さんはいない。

「田舎には、定員さんはいない」と表現してもいいかなと思います。

都会の場合でも、

「学校で話したことある同級生がコンビニで働いている」としたら、

  • 〇〇があそこのコンビニで働いている

ということになると思います。

それが田舎では基本、繋がっているので、全然知らない人でも、

「あぁ、あの人ってあそこの家の人」か

といった具合に

知らない人でも「すぐに誰かわかる」という特徴があります。

新しく引っ越ししてきた人は、めちゃくちゃ怖い人だと思われてしまうといけないかなと思います。

「定員さんはいないんだな」という風に認識しておくとイメージが湧きやすいかなと感じています。

久しぶりに地元に帰ってカフェに寄った時の話

妻と久々に地元に帰り、新しくできたカフェに行くことになりました。

店に入ったら、3人位常連のオバサマがいました。

そして1人、自分も知っている建築会社の社長さん?(ここでも社長というより〇〇さんという個人の印象)

がいらっしゃいました。

そこでお客さんとして来ていた「オバサマが言った一言」が今回お伝えしたい

「田舎の雰囲気をかなり表現しているな」と感じました。

あ、お客さん来たよ

妻と店に入った時に、オバサマの一人が、「あ、お客さん来たよ」と言いました。

  • 「オバサマ、、、あなたも余裕でお客さんなんですよ。」と聞いてて笑いました。

その方のテーブルには、コーヒー、卵、トーストが置かれていました。

しばらく皆さんで談笑され、先にお金を払って帰られました。

もはや客とかの垣根を完全に越えている「身内」という世界観

「身内という世界観がある」と思います。

「身内、身内じゃない人」という分け方になっていると思います。

  • 一緒に車に乗って移動したり、
  • いきなり連絡なく遊びに来たり、

とにかく地元の方たちの認識としては「身内という世界観になっている」と思います。

子供の頃、「耳が聞こえなくて、言葉が話せないので、ジェスチャーで伝えてくれるおじさん」が「いきなりよく家に遊びに来ていた」ことを思い出します。

この記事を書いてて

久しぶりに

日に焼けて髪の毛おかっぱで歯も抜けているけど

  • 「ものすごくキレイな目をされていたおじさん」のことを思い出しました。

ジェスチャーが面白すぎて笑ってしまってました。

いきなり家に遊びに来て30分くらいお話されて帰っていかれたことを覚えています。

近所の人がおすそ分けしてくれたりなどもたくさんありました。

あなたも身内になってスローライフを満喫してください。

若い頃、仕事が変わるタイミングで平日、実家に帰省しました。

久しぶりにあった近所のおばさまに

  • あぁ、帰ってきてたんや

と言われました。

ハイと答えましたが、それだけでした。

  • え?平日に帰ってきてるってどうしたんだろ

とかそういうことは一切ありません。

  • あぁ帰ってきたんだ

くらいの気軽な感じです。

最後に:身内になるには、もしくはならなくても最低限やっておいたほうが良いこと

飲食店にでも言って、「今度あそこに引っ越ししてきました。」

と明るく言ったりして、「どんな人なのかを少しずつでも明かしたほうが良い」と思います。

素性を明かすことで、みんなと同じ「身内の状態」に近づいていきます。

そしたら「あそこの人ね」と認識されるので、さらっとしたい場合は

「ここで止めていてもいい」と思います。

近所の方と仲良くなりたいんでしたら、

  • 田舎が好きで暮らしたかった
  • この土地が素敵だと思った

と言うような思いを素直に伝えていけばいいと思います。

きっと歓迎してくれると思います。

嫌でなければ祭りなんかに参加するのもすごく良いかも知れません。

なにかしらで、そこから温かい人間関係ができるきっかけになるかも知れません。

今思うと地元には「話し方が柔らかい人がたくさんいた」ように思います。

別に変に気負う必要もないと思いますが、

少し戸惑いや不安もあるかも知れませんが、

本来、あるべき、人とのつながりを味わって、なんて親切なんだろうと感動することもあるかも知れません。

皆で困ったことがあったら助け合っていたことを思い出します。

しかもさらっと助け合ったりしています。

  • 郷に入れば郷に従う

おそらく土地土地で様々な違いがあるかと思います。

「どんな当たり前があるのか」を地元の人に教えてもらいながら、楽しんで下さいね。

「カフェで都会の人らしき人」が来たら

「店の人にお客さん来たよ」と教えてあげてくださればと思います。

関連記事:【大阪の人が怖いと感じる】大阪と他県との違いを感じた事

大阪の人と言わずに「都会と田舎で決定的に違う」と感じた点が一つあります。

答えは「優しさの違い」です。

→おそらくこの部分を抑えておくと非常に田舎暮らしに適応しやすいという話ですので、もし本気で田舎に行かれる場合合わせて、ぜひ見てみてください。