「毎日職場と家の往復。」
「職場や、学生の頃の知り合いとだけ遊んでいる。」
「でもあらたな刺激や成長を探している。」
という人がいたら、読んでいただきたい記事です。
「行きつけのバーを作る」記事を書いた目的は
気が向いたら一切ビビらずに新しい店に一人でふらっと入って、「誰も知り合いがいないところから、お気に入りの人間関係や場所を一人で開拓して作ることができる自分になる」
ことです。
「バーに一人で飲みに行ってみたい」という意味は潜在的に
自分の世界感を持っていて、経済的に自立していて、誰にも寄りかからずに一人で楽しめて、新しいとこに飛び込んで行けるようなお酒が似合う自立した大人になりたい。
もしかしたらそんなイメージの象徴なのかもしれません。
バーで出会うような全くの他人は、もちろんお金の関係や、職場の上下関係がないからこそ本当の自分がまっすぐ問われます。
「はじめまして」の人と偽らずに本音で会話して、良い印象を与えて好かれる自分になっていく。
ということができるようになると、とても自分に自信がついていくと思います。
自分自身、バー、スナック、キャバクラ、ガールズバー、ゲイバー。
実際にとても多くの店に一人で入り、たくさんのはじめましての人と会話をしました。
人生が変わるような出会いもいくつかありました。
その中でも特に「オーセンティックなしっかりとしたお酒のサービスを提供している、潰れることがなさそうなバー。」
そんないきつけのバーを一つ自分で持っておくことは、ものすごく価値があると思います。
オーセンティックなバーは、ダーツとかテレビとかカラオケとかなくて、「カウンターと酒しかないような店」です。「雰囲気がいかにもって感じのバー」なんだと思います。
行きつけのバーを作ることで得られること、「自分で自分の居場所を切り開けるようになること」
同じウイスキーでも
- 家で飲むウイスキー、
- 「バーテンダー」の作る「バー」で飲むウイスキー
金額が全く違います。
しかし、ちゃんとした店であればあるほど金額に対しての価値について考えていて、大切にしています。
高い質の接客に触れることは大切です。
また、飲み歩く人や、店で働いていたことのある人なら共感してもらえると思いますが、たくさんの人と触れるということは、ものすごく大切なことだと自分自身も感じています。
新しい人と話す。そのことだけでものすごく価値があります。
若い頃は酒に酔いすぎてしまったり、距離感つかめなかったり、相手目線になれていなかったり、たくさんの失敗があります。
その失敗の経験値自体も、とても大切だと思っています。
それを踏まえ、たくさん飲みにいって、人と出会うことはとても楽しいと思います。
知り合いに連れて行ってもらった店ではなく、自分で入った行きつけのバーがいい
誰かが連れて行ってくれた店に行くというのではなくて、自分ではじめて飛び込んだ店に行くというのがいいかなと思います。
どうしても連れて行ってくれた人の顔というのがあると思いますし、職場の関係の人のバーとかなら、正直思ったことを話す時に躊躇するかもしれませんし、しがらみは全くない状態のほうがいいと思います。
それに「自分ひとりで新しい店に入ること」が自分にとっては大切だと思います。
一貫して自分を知ってもらえている状態の行きつけのバーがあると、誰かを連れて、もてなす時に価値が上がる
学校を卒業したあたりから一貫して通っているオーセンティックなバーがあります。
近所だったので適当に入りましたがそのバーが自分にとって最高の店になりました。
家族や友人といったとても大切な人をその店に連れて行く。
誰でも連れて行くわけではない特別な店です。
店の人も節目節目は全部知ってくれているという状態です。
行きつけのバーは、時に自分の悩みを整理する場所として機能するカウンセリングルームと変わらないなと思います。
もしかしたら言語化したい言葉を持っているかもしれません。
右も左も分からない自分が、多くを学び、成長するために必要な店でした。
最初のコミュニケーションを学んだ場になりました。
マスターの人格に合わせてその店が作られていくので、マスターと相性がいいかどうかが大切になります。
毎回違う女の子を連れていって、口説くために使わない
オーセンティックなバーではある程度の節度があるかと思います。
ずっと長く使いたいならマスターの方からどう見えているのか大事にした方がいいと思います。
本当に行きつけのバーにはぜひ特別な人を連れて行ってください。
時には接待などでもいいでしょう。
会社の役員をお連れしたことがありますが、とても満足していただきました。
人に気をつける
関わらないほうがいい人もいますので、そういった見極めができるようになることも大切だと思います。
特別大事なので別記事参照お願いします。
変な誘いに乗るのはやめたほうがいいと思います。
まとめ(自分で自分の居場所を作るために必要なのは人柄のみ)
どれだけステータスがあっても、酒の場所では人格が全てです。
権威で自分の劣等感を取り作っても浮き彫りになってしまいます。
酒を語ることも違います。
知らなくてOKです。
自分も何回聞いても覚えていません。
謙虚にできることだけ、後は教えてもらうようなスタンスで、でも自分もしっかり売っていく。
学校で人間関係を学んだようにバーは大人になってからのコミュニケーションを学ぶ場かもしれません。
若い頃にバーでの時間、飲み歩けたことは、ものすごく自分を伸ばしてくれました。
一度電話してみて応対がきれいなとこに行くのも手だと思います。
それだけでは判断できないのが面白いところです。
行ってみるしかないということです。