自分にとって
「全アニメキャラの中で最も影響を受けたキャラは誰か」
というと
ぶっちぎりで「GS美神の横島君」です。
この記事で、ほとんどストーリーは書いてませんが、ネタバレもあるかも知れませんので、そこだけお願いしたいのですが、
誰でもきっと、多感な小さい頃に出会い、
「特別に好きになる思い出の漫画、アニメ」ってあると思います。
「これだけはどうしても外せない」という漫画、自分の場合はそれが「GS美神」です。
一応登場人物3名さらっと紹介させていただきます。
- 主役、 「美神さん」
→ゴーストスイーパーという悪霊祓いの仕事をしている「美神さん」20歳(美しくて強いお金大好きな女性)
- 影の主役、「横島くん」
→ 煩悩にまみれた「邪」な、下心満載の美神さんのアシスタントの高校生17歳男性の横島くん(時給255円)
- 人身御供となって亡くなった「幽霊のおキヌちゃん(女性)」
→天然で健気で支えてくれる系のかわいい幽霊
がメインキャラの3人で登場します。
ストーリーに関しては
2021年のタイミングでこの記事を奇跡的に読まれる方は
「おそらくGS美神好きな方ばかり」だと思います。
ストーリーなどは、端折りますが、
ストーリーは、ざっくり言うと
悪霊と戦っていきつつ、 「ギャグ感満載の軽い感じ」で「ちょっとずつエロい感じのテイストの」ストーリーです。
「もっと評価されるべき」隠れ気味な名作と言えると思っています。
今回、何よりも、一番お伝えしたいのは
自分の中での、「幸せのイメージはGS美神の世界感になっている」気がしています。
自分の中ではそのくらいの影響がありました。
もしかしたら「横島君好き」という方もいるかも知れませんので、そんな方に向けて記事をかけたら一番嬉しいです。
「GS美神好きに世界観を共有できたらとても嬉しいです。」
ぜひとも横島くんというキャラの良さについてお伝えしたいです。
「自分にとって幸せのイメージはGS美神の世界感がベース」になっている
「GS美神」は、自分にとって小学校時代に
「幸せのイメージを膨らませ大きくしてくれた恩のある作品」となっています。
自分自身、大人になり学校で心理学を勉強し
「思考は現実化する」などといったことを理解していけば行くほどに
自分の中で、いいイメージの世界観が広がることは、とても大切だったんだと思わされます。
【GS美神】横島君が好きすぎるので全力で語りたい
横島くんというキャラは
- 練馬という「大都会の中で高校生で一人暮らし。」
- 基本的にお金もないし、陰キャ代表な卑屈な横島君。
- 貧乏な中でも生命力強くたくましく生き抜き、終始楽しそうで自由な姿
自分にとって横島くんは、親しみがあって
「一緒にいたら自分も楽しくなる憧れの兄貴」という感じだったのかもしれません。
逆に言えば、自分自身は当時、小学生で
「自然だらけの田舎で育ち、おとなしく、精神的に自立もしていない小学校時代」にGS美神に出会いました。
当時の自分にとっては真反対で、「陰と陽」という感じで、横島くんという存在がとても羨ましかったです。
どんな時でもユーモアを持って乗り切ることの大切さを学んだ
憧れを通り越して、GS美神の世界に洗脳されているレベルで
「なぜ自分は横島くんじゃないのか」と悲しい気持ちになるくらいハマっていました。
コミック本は聖書を大切にするくらい大事にしてました。
横島くんに憧れすぎて言葉遣いも「何々っす」みたいな話し方が移っていた時期がありました。
自分の中ではGS美神の最大のメッセージは、
「どんな時もユーモアを持って乗り切ることの大切さ」を教えてもらったと言えます。
とにかく基本ギャグテイストで明るいです。
ピンチのときでも目は基本ほぼニコニコしている表情になっているのがこの作品の特徴です。
ユーモアというのがどれほど大切なことか学び、
余裕を作り出すとても大切な考え方だなと今余計に思います。
自分自身、小学校の時期、両親が仕事だとかで陰鬱でした。
両親が、仕事で夜、飲食店やっていたのでいなくて塞ぎ込みがちでした。
当時は両親も必死でなかなか余裕がなかったんだと思います。
そんな辛い中で「GS美神の世界は現実を忘れさせてくれる場所」でした。
だからこそ、ユーモアに溢れ、なんて楽しい世界なんだろうと憧れました。
横島くんは見た目も、かなりの男前なのに3枚目キャラで「おいしい」処世術を学ぶ
基本、時給も255円だし、 霊能力すらなくて、実力を遥かに超えた敵と戦わないといけない中で
美神からの対応も雑でひどいのですが、精神力が強いだけではなくて
「見た目もちゃんと男前」です。
作中で「男前のバンパイアが登場するシーン」で
「神様は平等じゃない」と横島くんが「見た目に嫉妬するシーン」がありますが、
美神さんから「あんたの欠点は見た目より内面に集中しているじゃない」などと
「さりげなく見た目について評価されている描写があったりします。」
人が感動したり驚くのはギャップ大事
- たまに神様に憑依されたり(韋駄天、めっちゃ足早くなる)
- 違法な薬で超サイヤ人みたいに変身して、瞬間移動等してましたが、
横島くんが強くなるシーンにも感動でした。
- 人が感動したり驚くのはギャップ大事
ということを学びました。
3枚目をやるとハードル下がり、とても良い効果があるのか。と、この頃から学びました。
- 芸人さんの言う「おいしい」という概念ですが
当時は、カッコつけたりクールなキャラがかっこいいんだと思っていましたが、
この親しみある横島くんのキャラのおかげで「気取らない大切さ」も覚えました。
横島くんに学び「体を張って笑わせてなんぼだな」とも思っていました。
そして、周りから愛されているような環境がとても羨ましいなと思いました。
社会性について横島くんからも学ばせてもらいました。
14巻あたりで漫画もアニメも終わってしまったのかと勘違い。
小学校の頃で、アニメが「変なところで突然最終回となってしまった」ので、(映画に吸い込まれるモンタージュという悪魔の話で終わり)
「もうGS美神自体終わってしまったのか」と、絶望に近い気分になっていたことを覚えています。
実は漫画も借りていたものだったので「家に14巻までしかありません」でした。
10巻以降、ギャグ路線な「GS美神」も「割とシリアスな展開」になり始め
「横島くんが霊能力を覚えてゴーストスイーパーのプロになっていくというところ」で終わっていました。
横島くんが本当の実力をつけてかっこよくなり始めていたタイミングでした。
そして、そのタイミングで14巻まであった漫画も返すことになってしまいました。
要は「終わったと勘違いした上で手元からGS美神の世界がなくなってしまいました。」
遠くに見えていた憧れの希望の光が消えたような、ものすごくショックだったことを覚えています。
メンタルが不安定になるくらい大切な存在でした。
横島くんを見本にしすぎていて
横島くんの年齢を超えるなんて考えられなくて「横島くんの年まで生きれたら良いな」と思っていたくらいです。
余裕で超えていきましたけれど。
中学校3年のあたりでGS美神が続いていると知る
15巻があることを何らかで知って衝撃でした。
ものすごく嬉しかったですが、
同時に「ロスしていた誤解が寂しかった」という思いのほうが遥かに強かったです。
15巻の話が
「はるかなる猫の呼び声」っていうタイトルの話だったと思いますが、
扉絵で横島くんが神々しい感じでかっこよく登場している姿を見て、
「ありがたいものが帰ってきた」というイメージと重なりました。
ここから横島くんが最強になって美神さんを超えていきます。
15巻以降も、「すべて拝見しました」
が、
やはり自分にとっては15巻以降と14巻までとでは意味合いが違っていまして
14巻までは漫画を超えて自分の中での聖書でした。
最後に 圧倒的感謝
やはり人にはタイミングというものがあります。
小さい頃の自分に取っては助けになった漫画がGS美神だったんだと思います。
どんなタイミングでどんな作品に出会うかで変わります。
今、投資の仕事をして「タイミングの仕事もしてます」ので
「タイミングこそが人生だな」とすら思っています。
小さい頃にGS美神の世界感に触れることができたことで
新しい景色を知ることができました。
楽しませてもらっただけで表現できない部分があります。
恩があるというくらいに感謝している作品です。
しかし、副作用として、こうやって色んな作品を通して少しずつ、
「女性に幻想を抱いて特別な色眼鏡で見ていくようになってしまったのかな」とも感じています。
おかげで、実際の女性をそのままに自然体に認識できるまで随分かかりました。
いづれにしても、今では横島くんの年齢を遥かに越えるまで生きながらえて
「横島くんのお父さんくらいの年」になりました。
仕事もできる上に美神さんをホテルに連れ込もうとするイケイケなキャラです。
自分自身「愛と邪なエネルギー」を力に変えて、
「GS美神の世界のように楽しくやっていきたい」と思います。
また、どんなときでもユーモアを忘れずにという作品の良さに触れてほしいです。
文字を打つ時「みかみ」って変換する時に「美しい神」って変換しなくても良いように
いつか、リメイクなどして再ブレイクしてもらえることを切に願っています。
超マニアックな記事なので誰か一人に届けば嬉しいです。
似たような記事:ドラゴンボールがなぜ好きなのか徹底的に伝えたい
→すさまじい熱量で語れるアニメって数に限りがあると思いますがドラゴンボールはやはり大好きです。