ものすごいスピードで世の中進んでて
「好きなことで生きていく」のがもはや当たり前になりつつある今の時代、
技術を磨いて、「何かのプロになっていくことを目指している人は多い」と思います。
自分自身、「プロの投資家(投機)」を目指しています。
普段は、仕事をしながら「兼業トレーダー」をしているのですが、
今回、コロナのこともあり2021年5月は、
「専業トレーダーとして限界まで自分と向き合ってチャレンジしてみたくなりました。」
今年に入ってから徐々に仕事の量を減らしていましたが、
5月は「夜叉猿と戦うために山ごもりした刃牙のごとく」
「すべての仕事をコロナ自粛」し
「完全に投資だけに集中」しました。
- 投機で何億も稼いでいる師匠や友人に質問をたくさんしながら必死で戦いました。
途中、大変な危機もあったんですが、
なんとか負けずにプラスで終わることができました。
「自由になる時間がたくさんある」というのは
「コントロールできる力がないとすごく危険でもあるな」と強く感じました。
1年以上投機を追求しているのですが、時間をかけることができたおかげで
今までの集大成として、たくさんの学びがありました。
今回教えていただきながら感じた「プロになるということ」について得たことをまとめていきたいと思います。
プロになるために絶対に必要な要素について体感したこと
勝てないものは捨てた。
以前から「勝てない勝負をしてはいけないと記事にしています。」
投資の世界で結果を出すということは、他の勝負事と同じく
- 勝てる場所を見極めるということにほかなりません。
「勝てないことをいつまでもやってしまうことが致命傷」になります。
やはり今回も引き算で捨てる勇気こそ最も大切でした。
どうしても自分の手法では「イギリスのポンドという値動きの荒い通貨が苦手」
ということを以前から強く感じていました。
なんとかポンドにリベンジできないか考え続けていました。
この考えがやはりだめだと身を持って感じました。
得意な通貨(ドル円・ユロドル)でこつこつ確実にプラスを積み重ね
「ポンドで一気にメンタルと資金崩壊して週半ばで月の利益の殆どを持っていかれた」
という経験をしました。
もっと早く決断できていればなと思うけど。悔しさが邪魔する。
ポンドは過去で散々負けてきた通貨でもありますし、
負けたままにしておくのが、嫌なのは間違いありません。
- 絶対にポンドという暴れ馬を乗りこなしてやる
という気持ちが強かったんですが、
このリベンジする気持ちが1番邪魔になっていました。
検証していくことで
「そもそもポンドは技術の問題というより戦略の問題」で
「最初から勝てない理由が多いので結果が出ていないんだ」
と認識できるようになりました。
「ポンドで結果を出したい」と言っているのですが、
「負けているという結果が既に出ていたんだな」と腑に落ちました。
※5月で完全に引きこもって自分の仕事と向き合って、今回ポンドを捨てるという決断ができたことが1番の大収穫のとなりました。
結果が出ていない時って「根本的に無理な戦いをしているかもしれない」という自覚を持ったほうが良いんだと思います。
ポンドは出来高が少ないので値動きが荒い+スプレッドが多いし、国内証券で割と滑る
つまりスキャルピングという超短期のトレードをする自分にとっては
割りに合わない、ものすごく「勝ちにくい通貨」になります。
- 背が低いのにバスケのプロになろうとしてるようなものです。
このことをが分かっているようで分かっていませんでした。
- そもそもやり方が合わないから当然負けやすく、
- 負けたことで感情がぶれて大きめの勝負をして、
- 大きめの勝負も負けて
- 月半ばでほとんどの利益を飛ばしてしまいました。
最初から、「そもそも戦わない」ということが一番大切だったんだと気づきのがとても遅かったです。
人通りの多い飲食激戦区で一見の店を出して技術があってもすぐさま潰れてしまうように
- プロになるためには勝負する場所の見極めを徹底すべきだと確信しています。
最初から戦ってはいけない場所があると思います。
負け続ける時は
- そもそも勝ち目がない、負けるべくして負ける勝負をしているんだ
という自覚を持ったほうが良いと強く感じました。
常に客観的に見れるデーターを取る。感情を添えて
自分がやっていることを客観的にしておかないと、
「正しくないのに正しいと思ってやってしまう」ことってとてもたくさんあると強く思いました。
今回のポンドの事に気づけたのもデーターのおかげです。
- 客観的に常にデーターを取り続けるということが必要不可欠だと思いました。
明らかにポンドだけ負けまくっています。
実際トレードした所に印をつけて、
- その時どう感じたのかというところまで考察することが大切だと感じました。
スポーツのプロでもなんでもそうかと思いますが
何かの技術を極める作業の時に
「感情の部分もちゃんと拾うことがものすごく大切になってくる」と思いました。
- 感情のバイアスのせいで頭でわかっても同じ失敗を繰り返してしまうからです
どういうことがあったら自分の感情が崩壊するかを知っておくことはとても大切です。
客観的に負けた理由がわかっていれば
「そりゃ負けて当たり前だな」という気持ちになれます。
このすっきり感はたまりません。
自分が指示を出して散っていった従順な兵士(お金)たちへの思いも少しは報われます。
負けた理由がわからないのが辛いものです。
負けた理由をわかるためにはデーターを取っていくという考え方は必要不可欠だなと強く感じました。
考えることが大好きになるのが大事
人よりも技術の高いプロになるためには考える力ということが必須だと思います。
おそらく一番重要なのが考える力だと思います。
- 深く細かくほっていくこと
- 分けて整理する
思考力を鍛えておくことは必須で、更に大量の時間をかけ続けて初めてプロになっていくものだと思います。
そもそも、考えることが好きかどうかと言うのは極めて重要になるかなと感じました。
「美は細部に宿る」はとても好きな言葉です。
プロゲーマーの梅原さんの名言に
- 一日一つだけ強くなる
という名言があります。
これはもうプロになるための道を言い当てているようなものだと思います。
一日中答えが出るまで考える→ふとリラックスした時に答えが出る
こういう繰り返しの中でプロになっていくと感じました。
機を待ち、信じた場所でちゃんと勝負する
圧倒的に「目立つ結果を出すから注目を集めれる」わけですし、
投資でも、ここだけは自分のフィールドだというところがあったりします。
でも一日チャート見てても、そんなにチャンスってないんです。
ここぞというところで、全力で勝負することで逆に生き残れます。
プロの世界は間違いなく一瞬を極めそこに全力を注ぐ力がないと行けないと思います。
時間労働ではなく機会労働という言葉があります。
失敗と仲良くなる
なかなか難しいものです。
ここについては自分の中で1番大切かなと思っていますので、かなり細かく分析しています。
最後に:余裕を持って
基本全力勝負などはしないことです。
常に余裕のある構えを持って無理しないこと
これも一つの奥義になると思います。
- 稼ぎたいと思えば稼げなくなります。
- 勝ちたいと思うと勝てなくなります。
負けを受け入れる心構えや、負けたときのこともちゃんとイメージし切ることで、
逆に「絶対的な勝利が見えてくるものだ」と思います。
「成長するということや学ぶということにいつまでも焦点を合わせて、今を楽しむことを大切にしていきたいと思います」
し、読んでいただいた方がほんの少しでも、なにか思うことがあれば嬉しく思います。
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分析する際の分けて考えるということの大切さについて深堀りしています