この記事では、
「今はサラリーマンをして給料を稼いでいる」
でも
- なにか大きな成果のものにチャレンジしたい。
- 違う世界をちょっと見てみたい 。
- 自分も投機をやっている。
という方に対して、記載した記事です。
もちろん、「FX相場をやっている同士」であれば、共感してもらえるところもあるかもしれません。
「投資を通して学んだことをまとめてお伝えできたら嬉しいな」と思い作成しました。
私自身「継続して勝ち続けるトレーダーになりたいと強く思っていました」
- 「FXで勝つこと」を「東大への合格」よりも、「一流企業に就職するよりも熱望していました」
2020年という年は自分自身「念願の入り口突破口が見えた年」になり勝てるようになってきました。
- ずっと負けてて、「最低限のことができるようになった瞬間だった」ということです。
しかし、この「負け→プラスベースになった」という差は金額よりも「考え方の変化があまりにも大きかった」です。
プラスベースと言っても
- 週ベース負けない。
- 1日2万以上の収支で最低限の生活を確保する(多くて1日10万でした)
2020年に着地できたのはまだまだこういうレベルです。
- 一日100万とかこういう世界にはいけていません。
- まだまだ技術が未熟で危ういこともたくさんあります。
自分がトレードを体験し、勝てるトレーダーの道を探る中、
ひたすらに負け続けていましたが「自分なりに勝てる様になってきた理由」を記載していきます。
しかし注意としては
相場を人に推奨することは絶対にありません。
とんでもなく厳しく1割以下の人しか生き残らないような世界と言われています。
エベレストに登るような感じだと思っています。
事実、本当に大変です。
なので「得たことだけでも持っていってもらえたら嬉しいな」と感じます。
相場に触れることで「自分自身の自己規律を高め、感性の成長につながる」と感じています。
相場には「黄金比」などの「自然界で美しいとされている美的な感性」という
- 「芸術に近い側面」
「美的で神秘的な側面が相場にはある」ように感じます。
逆に相場には
「恐怖と欲の56しあい」そういった
- 「野生の動物的な側面」もあるように感じています。
さらに
- 「善と悪」
- 「信じることと信じないこと」
「とても幅のある感性も育つ」と思っています。
相場に触れているときは「現実の重苦しい世界観」から開放されます。
まるで今流行っている「転生系のアニメ」の如く異世界で
- ゲームやアニメの世界の中で生きているような感覚
に個人的にはなります。
- 「相場はやりたくてやる」と言うよりは「やるしかない人が流れ着くようなところ」
な気もしています。
では早速得たことを記載していきます。
【FXトレードと人間学】命がけの2020年得たことまとめ
その1「お金を稼ぐのに時間はかからない」という「労働者思考からの脱却をした」
多くの人がもちろん仕事をして給料を稼ぎます。
自分自身もそうです。兼業です。
そして「働くことでの安心感」といった恩恵をもらっています。
「生活費はとことん下げていて、働いた給料で賄っています」が、労働しているときは
- 自分の時間を切り売りしています。
この「時給で働き、給料を得ている」という事実は「結果を出さないといけない世界では超危険だった」と感じています。
- チャンスがあればやる
- チャンスがあるまではやらない
必要なのは「野生動物の狩りのような感覚」です。
「チャンスがあるまでやっちゃいけないんだ」ってことがわかると「苦痛がなく待つことができる」ようになりました。
時給で労働していると、「ついつい何かしないといけない。」
という感覚になってしまい、
「安易なポジションを取ってしまいます。」
ポジポジ病になってはいけません。
まだまだ経験値が不足していますので、「チャンスはそんなに多くはありません。」
「目の前に魚が来るまで待ち、一気に仕掛けるスタンス」でいると良いんだと思います。
イメージするのは、「野生動物の狩り」です。
その2お金を稼ぐのは一瞬。来たるべきチャンスの瞬間に全力投球する
チャンスとはどこかと言われると「自分にとっては一気に動き出した瞬間」です。
そういった瞬間に勝負をかけます。
普通の仕事では、「あぁ早く終わらないかな。」
「今日働いて、1万5千円くらいだったなー。」
という世界観ですが、
- お金を稼ぐのに時間はかからない。一瞬のことなんだ。(逆に言うとなので待つことができる)
- 「自分の1分の価値を10万だと心から思い込ませる発想」(ロットを積む発想を持つ)
お金を稼ぐのに時間はかからないという驚くべき事実を知りました。
- 「1分で10万円てどういうこと?理解できない」
当然普通に働いている時の感覚では、「自分の1分が10万とか100万」って感覚がつかめませんでした。
自分の価値を高く持っていくことはとても大切だと思います。
しかし体験を通して「数分で10万円とったことで確証を得ました。」
「ダラダラ勝負すべきではなく、瞬間に勝負をかける。」
深堀りすると本来は「人の人生が変わる」のも一瞬といえるのではないだろうか。
- 一瞬のタイミングを逃さない。
動物界では「狩りの瞬間数分で、命を分かつ勝負が行われます。」
そういうイメージで、すぐさま勝負が決まります。
「一瞬の車の事故で永遠に話が変わってしまう」というのも同じです。
相場のこの一瞬ですべての話が変わる感覚を、
諸行無常の世界で、「この世は移り変わるものであり、この一瞬の移り変わりの変化を受け入れていく発想」
と認識しています。
すべての話は瞬間で変わります。
今回のコロナはまさにそうですよね。
そして勝負が終わったら
- 後は1日チャンスなければ無理にやらないですよー。
って感覚を大事にしています。
日向でずっとリラックスしているライオン的な発想です。
無理やり現実世界の感覚で当てはめると
「労働時間1時間で終わり」とかそういう感覚とも言えます。
「本当にそれでいいの?こんなに何もしなくていいのかな」という感覚に随分陥りましたが、ここに慣れるのにとても苦労しました。
その3「あり」か「なし」かと言う二次元論で語らない。予想をやめて「対応する」
相場は「上がるか下がるかを予想するゲームではありません」でした。
「上がっても下がっても対応できるように振る舞う事ができるか」というゲームでした
- 探し求めていた聖杯とは、まさにこの「対応力」だと言えます。
こればかりは練習あるのみでした。
「バットの素振り10万本」とかそんな感じでやって体に染み込ませるしかない類のものでした。
例えば飲食の方などで言えば
「コロナで世の中の流れ完全に変わったな。よし出前ベースに変えよう」
などの対応力です。
状況把握をして「瞬時に見極める力、そして対応する力をつけることが大事なんだな」とわかりました。
「すごく動いている時はポジションの量を調整しなきゃいけないな」とか、とにかく現場を見て「対応する事ができる」というのが「シナリオを持つことよりずっと大事」です。
「良いか悪いか。」「0か100」というような視点の持ち方をせずに、
- この場合の良いと思う意見はこういう意見があるな
- でも悪いって言える面もあるしこういう意見もあるな
と分けて考える量が増えたことで対応力が増しました。
その4「一生懸命な時って余裕がない時と言える」ので、ピンチ。「一生懸命にならないように余裕を持つ事が大事」
対応力をつける時にセットとして大事にしたいのが「一生懸命やらない」という感覚です。
どれだけ、自分のシナリオを持っていても、「限界ギリギリの大勝負」をする時は決まって「ギリギリで損切り」されて負けてしまいました。
動物界で一生懸命になっている時って決まって「自分もやられる可能性高い時」とか、「仕掛けが早すぎた時」だと思います。
ライオンがハンティングを開始したけど
- 「獲物までの距離思ったより遠すぎるんですけどー」
- 「これ攻撃失敗したら逆に刈り取られるかもしれないなー」
みたいな感覚で、結果悪いハンティングほど一生懸命やらざるを得なかった。
ということだと考えています。
「常に余裕を持つことがとても大事なんだ」と感じました。
具体的に言うと余裕を持って
- ポジションは資金の最大半分までにする
という感じです。
常にその後の相場の変化に対応することが大事です。
- そのまま伸びたら利食い
- 方向と違ったら、ポジションを足せる準備をしておく
- 方向感あっていたら更にポジションを増して圧力かける準備をしておく
こういう対応ができるようにするためには「余裕を持つことが必至かな」と思います。
某アニメの名言の
- 切り札は最後まで取っておく。
- 切り札を見せる場合は更にそれより上の切り札を準備しておく
まさにこの精神が大切でした。
麻雀でいうと
- リーチは天才を凡人に変える
対応できないことの危険性を色んなアニメがいろんな角度から表現しています。
その5たった一つの優位性が見つけれたら後はそれを一貫してやり続けるだけ。 変わらないという素晴らしさ。
- なにかいいものはないかな
と浮ついて外に探しに行くことよりも、自分で「確実にわかるところだけを見つけてそこだけ狙い撃つことが大事」だと思います。
- 夏のこの季節、この池の周りでは、「確実に狩れる小動物が水飲みに来るやん」
みたいな感じです。
- 一日数回のチャンスのみをやる
「単純作業の繰り返しが悟りに近づく」という発想が大事だと思っています。
- このパターンなら確実に少しは見極めれるな
という瞬間があったらそれだけを愚直にやればいいと思っています。
- 肉が好きな人
- 魚が好きな人
世の中には色んな人がいます。
見つかる優位性は、世の中色んな人がいるので全然違います。
なので、「自分が見つけたハンティングポイントが他の人にハマるかといえばそうではありません。」
実際に自分の場合、「億トレーダーに教えられても勝てませんでした。」
- 手のひらの指紋は世界で自分だけのもの。
「誰かにならなくても自分の優位性を見つけたら良い」と感じます。
自分の価値に気づいた時、信じれる様になっていった時、「不確実の中に確実を構築し始めます。」
相場の世界で言うなら
- 「自分の存在を相場の世界で切り出す」ことができ、
- 自分を信じれる量が増えるとポジションを多く積むようになると感じています。
お笑い芸人さんが「自分という素材をうまく使って笑いをとっている時のよう」です。
たった一つでも自分の長所が見つかったら、他の値動きなどわからなくてもいいということを感じました。
- 一貫性(自分という素材の価値に気づく)
- 新しいことをやらない
自分の価値を大事にすべきで、素材は自分だけの長所です。
このあたりは普遍的に重要な概念なのかなと感じました。
逆に散々ひどい目にあった失敗のパターン
その1「一日でマイナスを取り返さなきゃ」と思う心がボコボコにしばかれた
損した時、「取り返したい。取り繕いたい」と願いました。
納得感のない馬鹿なトレードをした時ほど取り返したいと願いました。
「チャンスがないのに個人的に負けたら取り返したい」と思う「個人的な心」は、狙い撃ちにされ「今の未熟な力量の自分にとって無駄にしかならなかった」です。
- 負けたらよりチャンスを待つ。
- 最初から、負けた後どうするか考えておく量を増やす
こういうこともとても大切だと思います。
労働者的な発想で言うと「一日やって負けて終わる」とか最悪な気分です。
- 一日負けでも、満足して終われる心を育てたいです。
そういう心が増えると逆に負けないみたいな感覚がありました。
もしくはもっと技術を安定させ日ベースプラスを意識したいです。
その2「一撃でマイナスを取り返したい」と願う心がしばかれた
何回か損して、「今すぐこの損をなんとかしたい。一回で取り返したい。」
そんな心になることがありました。
- そして全力のポジションを立てて余裕なくなる
という失敗をどれだけして損したでしょうか。変に伸ばして一撃で取り返すのではなく
- 確実に利食うこと
こっちのほうが遥かに精神的に楽で大切です。
- コツコツやってれば優位性があれば確実に勝てるんだから、大丈夫だよな。
と思えることが大事だと思いました。
- 「またいつでも取り返せる」
- 「損失は必至じゃないか」
という心が大きくなればなるほど、安定していくのに、
自信がないから、一撃で取り返したくなるんでしょうね。
何かで常に一発当てたいと思っている状態と同じでした。
一発当てるという感覚はないんだなと感じました。
- 確実な優位性の中でたまたま当たることがある。
- 確実な優位性を構築しなければ一発当たらない。
一発あたっても「間違った成功の仕方」なので
結果「宝くじあたって破産する人のように不幸になるだけ」だと感じます。
その3楽しさや刺激を求めてしばかれた
楽しさや刺激を求めていると、さらにより多くの刺激を求めがちです。
より多くの刺激を求めるベースで発想すると、相場って最高に刺激的で楽しいです。
おそらくS○Xとかよりも快感を伴います。
でも欲に飲まれたり
刺激を求めたり、楽しさを求める心が致命傷になります。
- 淡々と、刺激なく、粛々と、コツコツと
こういった思考こそが本質だと感じます。
お寺さんの修行でもやっているのかなと思うことあります。
常に呼吸を整えて、瞑想して、食事を整えて規則正しい生活をして
ということが結果一番、良いんだと理解していきました。
洋楽のイケイケのPV的な発想で相場に望んではいけないんだなと感じました。
- 心と同時に姿勢を律する。
そういったことを馬鹿正直にやりたいです。
結論:自信や信念のない我欲、欲にまみれたトレードは負ける
- 自分の素材にあったチャンスの場面で、
- 理論的な美しいポジションの立て方を持って、
- 相場に自己表現をして切り出していかないといけない
のに、
ただお金がほしいと欲にまみれている時はだいたいしばかれ、その欲にまみれた心を取り繕うと、さらにポジションが荒くなっていく。
刺激を求めていく時、大体ドラマが始まります。
自分自身がほしいのはドラマではないんです。
プロとしての淡々とした確実な利益がほしいです。
まとめ
コロナの中2020年。ミスチルが紅白で「Documentary film」を歌いました。
紅白への出場は12年ぶりらしいです。
すげー金持ってて、「お金に溢れて使い切れなくて困っているミスチル」が、こんなコロナの状況の中で「よほど伝えたいことがあったんでしょうね。」
何気ない日常の小さな幸せを歌っているように感じました。
「自分よりも周りの幸せを願う心なんだろう」と感じました、「我欲にまみれている自分のちっぽけさ」を感じました。
他の紅白参加者の方々も偉大だなと思いました。
- 何気ない幸せを感じ取る力。
- あるものを数える力。
- 自分を律して、甘い方に流れず淡々と過ごす力。
こういったものの先に、「個人で生きる成功がある」と感じた年になりました。
充実しましたが、最初の頃は特にとても大変でした。
綺麗事ではなく、自分で生きていくというのは何でも、「とても大変で甘くないな」と感じています。
30代後半。この年まで生きてこられたので、
年齢的にも「自分と関わる若い世代」にいい影響を与え、
ここを見てくれた、「たった一人の方にほんの少しでもヒントになればいいな」
というのが自分の本音です。
まさに今年の最後、コロナのピンチの中で、歌手の方々が一眼となって元気を届けたいという思いで、歌っていただいていた姿を見て
- ピンチはチャンスでもある。
美しいものを感じ取れました。
失敗の中にある「素晴らしい学び」こそ何よりも尊い
失敗ばかりの自分は、強くそう確信しています。
北野武さんの出された弔辞という本を読んで、
- 余裕がなきゃ笑えない。お笑いはエンターテインメント
というのは、相場を通しても感じたのでまさに本当だと思いました。
どうかみなさんも、
余裕を持って、一生懸命など過ごさず、肩の力を抜けるような状態を作り出し、「確実に、淡々と丁寧に日々をこなす」ことや、自分の持っているものを再認識して、量より質で厳選したものを大切にしたい」と思います。
自分自身も2021年、満足だなと思える時間を増やせたら良いなと思います。
去年毎日トレードしながら一日一日もがき苦しんだすべての戦いの日々の最初はこちら↓
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