結果
0.4%朝 手法通り
大事な点
- 15時間必死でやったくらいでは勝てない。むしろ負けるかも。理由は、「余計に固執を生むだけ。」これだけやったんだから勝てるようになるだろうという悪循環。「負けに対する許容の深堀りが必須 」
- 「負けてもいい」なんて気持ちになれたら苦労しない。この記事を読んで、「負けに対しての理解の深堀りになればいいな。」自分自身が見返したくなる記事にしたい。
- 「天才でもない。」「命を捨てようと思う行動までしたことのない、中途半端な自分は相場で負けて当然」
- 結論。自分なんて「負けても悔しがる資格がない。負けて当たり前と思えることが大切。」「そんな才能のない自分が、もし相場で勝てたらそれはラッキーなだけ」と思えたことで勝たなきゃという荷をおろせて気持ちは楽になった。
考察
やはりこの「負けの許容」の部分は割と「相場の本質ぽい」ので更にまとめて行きたいと思います。
仲間内の10億トレーダーが成績を落としています。
彼は劣等感の中から、這い上がり、「10億という一つのゴールにたどり着いた人です。」
彼の生き方というか、考え方は一つの人生の転機をくれました。
- 個を磨き強化する。
そして、そんな「背中で見せてくれていた彼が今、失おうとしています。」
自分自身もここまで人生を色々やってきて、一つの集大成としての内容かなと思っています。
なぜ経験豊富な「トレーダー」の彼でもそうなったかというと、
- 「子供ができて負けられない。守るものができた。勝たなければと思った。」
- 「自信がついて自分は勝てる人間だと初めて思ったから負け始めたのかも。」
そう言えるのかなと思います。
昔の彼は、「人生に、負け続けていて、もう後がなくて相場にたどり着いたような人間」でした。
その頃、「自分は負けて当たり前だ」と思っていたからこそ皮肉にも勝てていた。
と感じます。
絶望と相場は相性が良い。心の底から負けて当然な人間だと思えているか。
具体的には
- 「損切りというものの価値をイメージできて納得し、満足し、喜んで損切りできるようになることが大事だ」ということです。
損切りを喜んでするなんて、まあ恐ろしく難しいですよね。
もしくは喜ぶまで行かなくても損切りに対して納得、満足するかどうかです。
勝ち組の1割の人間だけがたどり着いている境地ではあるかもしれないですよね。
彼は勉強もほぼせずに
- 「株で最初の一ヶ月負けた以降月ベース負け無しの男だった」
相場をやったことがあれば、これがどれだけすごいことか、わかると思います。
- 相場に愛されている天才しか無理だと思います。
そんな天才が、初めて守るものができて、「勝たなければ行けない。」
そう思い始めたら、負け始めた。
このことから自分自身も背筋を正して学んでいきたいところです。
負けに対する許容が必須
少し勉強すればトレードが、
「勝ったり負けたり」を繰り返しながら、「損切り」をまるで「会社の経費計上」のような形で「必須だという認識をもって、損切り」できるか。「トレードを繰り返すことで、優位性があればプラスの結果になっていく」
ということが必要で大切なことだと「頭では」わかると思います。
もしくは「株の投資家さん」だと、銘柄を愛して長期保有して」というようなレベルの方もいらっしゃると思います。
投機としての話では
負けてもいいと思えるか?
つまり損切りというのは間違いなく必要なものです。
トレードでやることといえば
- チャートパターンでリスクリワードのいいところを目標地点まで伸ばす。
- そういうチャンスが来るまで無駄なトレードをせず、待てること
しかし「頭では」わかっていても、損切りをする時にものすごい感情が伴います。
そして取り返したくなります。
「損切り」は「言うはやすし行うは難し」の究極系ではないかと思います。
お金を失うってことは想像以上のストレスがかかります。まじやばめ。やばたん。
お金より価値のあるものは結構限られていると思います。
- 健康、
- お金を生み出せる素となっている人間性、知識、経験値
- お金以上に大切だと思う人自身とその関係。
などでしょうか。
そのくらいお金って価値があると思います。
- 例えば、見返してやりたい。
- 守るもののために絶対に負けられない
こういった思いは、「負けを許さなくなります。」
勝ったり負けたりを繰り返しながらなのですが、連敗するときもあります。
その時に、感情的になってしまう理由は、「負けられない」と思うからです。
自分自身も、「相場で負けるのは罪。絶対に負けられない」という思いで向き合い生きてきました。
そのたびにずっと負けてます。
そんな自分が、「負けて当たり前と思えた時、救われた」
自分は頑張っていると思っていました。しかし上には上がいます。
- 自殺未遂してまで、神様がもう少しそっちで頑張ってくれと、たまたま生き残ったようなレベルの人達
- うまれついた天才(環境に恵まれた人間含め)
- 情報などが前もって手に入る支配階級
こういったところに残念ながら自分は所属していません。
そこの人種と比べると凡人です。
そんなそれなりの人間が、相場で勝つなんて、やはりおこがましい話です。
上を見て、下を見て、自分の位置を知って、理解し、納得し、満足へと至る。
そういった素晴らしい人間の生き様を見て色々感じ、そして、自分に対する満足へと至りました。
- リスクの裏にリターンがある。
自分という存在のリスクとリターンが見えて来ました。
- 負けて当然な自分がもし勝ったらラッキーでしかない。
負けても当たり前、悔しがって良いのは天才と本当に命をかけてやってる人間だけ。
- 自分に悔しがる権利はない。
なんというか、そういう人に敬意を払うことで、そう思えた時に「負けた自分に対して許せるようになってきました。」
本質的なレベルで負けを許容しておかないと変化に飲まれる。
- 何億ものロスカット
- 子供ができるなどの変化
トレーダーとして生きるのなら、やはり環境が変化しても「自分のマインドと向き合い続ける必要はある」と思います。
なので、「今回得た気づき」負けてもいいと思える根拠を自分の中で繰り返しています。」
- 自分は負けて当たり前の人間だ。なぜなら天才でも本気で追い込まれて戦ったこともない。
- 勝ててもそれはラッキーでしかない。
目指すはラッキーマントレーダーだなと思いました。
それならば、非常に良いじゃないかと身の丈にあい納得しました。
「負けて当たり前」と思えてから、変に欲張る癖も、損切りを粘る癖も明らかに減り、また取り返そうという乱射もなくなり、何より、トレードをするストレスが、かなり減りました。
トレーダーとしてとても大切なことだと思います。
- アラームを使って待つストレスを減らすようにもなりました。
まだまだ、自分に負けても当たり前だから、というような言葉をかけ続けたいと思います。
「負けて当たり前と思える境遇人間なんだ」ってことを味わいながら、満足感を持って悔しがる権利を放棄したいものです。
アニメには気をつけて
トレードをする上で、アニメなどのテンプレの展開のマインドは結構危険だと感じています。
- 必ず逆境から大逆転する。
- いきなり、すごい展開でめっちゃ強くなる
これは、ありえないから興奮するわけですが、逆境になったらもうその段階では基本、負けています。
最初にイメージしていることを淡々と繰り返すだけ、損はここ、利確はここと決めている。
シナリオから外れることはない。
- 刺激は高くつくので求めない。
- 淡々とつまらないことをするがしたい。
このあたりも結局、
「娯楽を求める思考ではなく律することに価値を感じれるかが大切」
そのあたりの心の規律ができて何が大切なのかが見えてきたら、上手に欲を遊ばせ、理性でコントロールできるようにする。
こういう律するギャンブルを排除する思考が必須になると思います。
営業でも大事なのは、受注よりも、断られた内容や、断られ方といった失敗の部分との向き合い方に答えがある
営業では、人を大事にできていたので、結果ではなく内容を大切にできていたのかもしれません。
自分自身の内面を磨きつつ、伝える技術、話す技術などにこだわり、満足感にこだわってきました。
- 負け方にこだわり、負けを許容する力こそ必要。
これは何に対しても言えることだと思います。
まとめ
これからも負けて当たり前。と思えることを大切にしたいものです。
今の瞬間から勝たなきゃって思いが生まれそうなので気をつけたいです。
自分は天才ではありません。
敬意を払うべき、命がけで戦っている人間たちがいることを理解して、心の底から自分には無理だと納得しました。
今の自分を理解し、納得させ、満足させること。
- これは負けを許容することとつながるかなと感じました。
負けて当たり前な自分がもし勝てたらそれは運がいいだけということです。
不思議なもので、一度離れていた相場と、真剣に半年ほど向き合い
一番厳しい相場に、
- もう変化しなくていいよ、
「現状を理解した上で優位性を切り出せるなら現状を淡々とこなせばいい。」
というメッセージをもらい、さらに、
- 負けてもいいよ。楽になっちゃいなよ。
- 自分の身の丈にあうことやればいいよ無理すんな。
みたいなメッセージを貰い、より、肩の力が抜け、自然体な自分になった気もしていますが、
しかし、一切安心はできません。日々、言い聞かせ続ける必要があるでしょうし、心がざわついているときはやらないほうが良いでしょうね。
負けても当然だと思い、自分に期待しないように過ごしていきたいと思います。
ほんの少しでも読んで負けて苦しんでいる人とともに、その負けを受け入れ飲み干し、楽になれたら最高です。
今回書く記事も、結局これまで同様に、これが正しい答えというわけではなく、やはり向き合うべきは「相場と自分」ということになるのは間違いないと思います。
深堀りは更に必要でしょうね。負けの許容などについて、また更に追求していきたいと思います。
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