心は、大まかに「意識と潜在意識」に分かれてできています。
「意識」できる範囲を超えた「潜在意識」のからのメッセージとして「夢」という手段を使うのが夢分析です。
大変お手数ですが、心理学の根幹を最初にお伝えするために
「潜在意識とは何か。」
引き寄せの法則について書かれた記事をまず見ていただきたいです。
上記記事では、
- 潜在意識とはどういうものか。
- 理解した上で、潜在意識を意識化していく
- どんどんプラスなものを潜在意識に入れていく
上記の流れで誰もが願う「願ったとおりになるプラスな引き寄せの法則が起こる」という記事です。
単純にプラスの引き寄せの法則が起こりにくいのは、潜在意識に本当に思っていることが隠れていて「透明感がないから」だと感じています。
自分自身が寝ている時に見る「夢」をとっかかりにして、自分が潜在的に何を考えているか掘り起こしていくと面白いです。
自分にとって「 夢は自分の潜在意識を掴むためのツール」です。
夢分析を使って、自己分析の角度を深めてもらえることが目的です。
気持ちを明らかにすることで、自我の統合が行われ、「思考と行動に一貫性」が出てきます。
思考と行動に一貫性というのはどれだけ深くそのことを思えているかということです。
- 幸せと感じていなくても幸せと言っている状態と
- 心の底から幸せと感じている状態
上記、やはり意味も結果も違ってくるものです。
無意識を意識化できている領域が拡大され、いい感情を増やしていけると「素直でいれたり、正直で入れたり、根本的な人間の強さが強化される」と思っています。
それでは夢を掴むために重要な点をあげていきたいと思います。
【潜在意識】夢を分析することで自分を知る(人によって個別な意味を持つ)
夢占いの勉強をした時に「白蛇は幸運の兆し」
と考えるという見方もあるみたいですが、自分としてはちょっと違うかなと思います。
個人によって白蛇で象徴されるものは違うはずです。
白蛇は出てきたことありませんが、自分からしたら白蛇なんてちょっと気持ち悪いイメージのほうが多いです。
なので「その白蛇を通して自分は何を表現しているのか」ということに注目した方が自分の場合は良かったです。
【潜在意識】夢を分析することで自分を知る (登場人物が登場人物のままの意味を持っていない場合がある)
例えば「実家の猫」が夢に出てきたとします。
この猫は「実家の猫」ではなく、自分にとって「癒やしの象徴」を担っている場合があったりします。
例えば「一緒によく遊ぶ友達と夢で喧嘩した」とします。
しかし実際は、寝る前に父親と喧嘩していて、
「実際は父親のことを表現するためだったけど、夢でまっすぐ父親を登場させると気持ちの負担が重いので、一旦、一緒に遊ぶ友達の姿を借りて、心がダメージを受けないように湾曲させている。
などの可能性もあります。
このように本質的なところは意味が違っている場合がありますので、「友達が夢で自分にだけアイスクリームをくれない」という夢をみても、その友達がただ悪い人間を暗示しているというわけではないということです。
自分だけが損させられてるという強い感情を持っているということかもしれません。
そう思っていることが意識下で認識できていないと、「オートで自分だけが損させられているという事実が起こってしまいます。」
【潜在意識】夢を分析することで自分を知る (特に重要なメッセージが隠されているエモーショナルな夢)
毎日、毎日夢に注目して分析するというのは違います。
寝る時くらい、ゆっくり休みましょう。
特に、「勝手に見る感情を伴っている夢」に注目します。
- 深く幸福感のある楽しいと感じている感情
- 不安を感じている感情
こういった夢を大切に扱うと、見えてくるものがあると思います。
何回も見る夢もそうです。
節目節目で強く印象に残る夢を見たりもします。
小学校に上る前くらい、火山が噴火する夢を見ていました。
自分では自然や大人にはあらがえないということと対面した象徴だったと思います。
20代なかば、人生がなかなかうまく進まない時に頻繁に「歯が抜ける夢」を見ていました。
社会経験がない中で、根本的な自尊心などが崩れ落ち、明らかに何かを変えたほうがいいなと感じたりしていました。
朝起きた瞬間にふと重要なことに気づく
感情を伴った夢は瞬間的には辛いけど「普段はためて隠しているような感情がせっかく出せた瞬間」とも言えると思います。
好転反応と行ってファスティング(断食)をしている最初も肌荒れしたりしますが、案外同じものかもしれないと個人的には思ったりします。
良薬口に苦しという感じです。
見た夢を大切に扱い思い返していると、ふと重要な新しい観点に気づくことがあります。
【潜在意識のコントロール】明晰夢
最近夢の中で夢だと気づくことが増えてきました。
夢を操りコントロールして都合のいい夢を見たりします。
これは自分にとって、潜在意識のレベルをコントロールできる領域が増えているのかなと勝手に感じています。
実際に、現実世界でも、都合のいいことがたくさん起こって来ています。
夢をコントロールできる量を増やすと、自分の意志をとおせる量が増えているのかなと感じたりしています。
嫌な夢を見ている時に「夢だから大したことないわ」と気づくと、場面を瞬時に変えたりできています。
まとめ
潜在意識を気づくための手段が夢分析です。
自分にとって出てきたものはどんな意味があるのかを認識して、嫌な夢も、その出来事から何が学べるかと感じると新しい切り口が出てきます。
自分を知るという言葉の「自己覚知。」
一番大切にして、知ってあげなきゃいけないのは自分自身です。
そんな自分が隠しているメッセージを拾う一つの鍵が夢だと思っています。
自分を知るから欲しい物がわかり、納得のある自分だけの人生を過ごせます。