社会の自由度が増し、価値観にも大きな差が産まれ貧富の差もさらに加速していきます。
考えの鋭い人は自分で独立して、お金を稼いでいますが、そこまでできる人って一握りで、なかなかいないと思います。
また、技術はますます難しく専門性が必要になってきます。
皆、給料をもらうために毎日働かないといけません。
様々なストレスと対峙します。
社会で生きる中で「上から目線で、オラついてるような人に出会うことってあると思います」
そんな人達もいる中で、博愛精神を持っていればいるほど「人を平等に大切にして区別することをしていない場合が多い」と思います。
心優しい人で「社会が優しくない」と感じる人がいたら是非読んでほしいと思っています。
この記事が社会と自分の理想の乖離を埋め、ストレスを減らし楽に過ごせるようになる影響に一躍担えたら嬉しく思います。
自分自身も厳しい環境の中、挫折感を感じながら、社会と向き合う時にどうしたら良いのか考えてこのことに気づきました。
命の尊さは同じだけど【区別しないといけない理由】
結論:人は平等なので差別してはいけないけど区別はする必要がある。ということを学びました。
この視点を身につけることで社会人になれたなーと個人的に感じた部分です。
「人を区別する必要がある。」という部分の理解を深めれば深めるほど、社会人として成長し「仕事ができる人と言われるようになってきた」と感じました。
最初、田舎という競争の少ない環境で育ち、カウンセラーだった自分は
- 命の尊さは同じ。基本心臓は一つ、脳は一つ。みんな平等
と強烈に思っていて、この価値観をとても大切にしていました。
同時に理不尽がとても嫌いで、平等に扱われるべきだと思っていました。
→もちろんこの視点は視点で、ものすごく大切な価値観だと思っています。
しかし現実、社会人として働きはじめた頃は、
世間は平等とは感じず「平等じゃない社会と、自分の感覚のズレにストレスを感じました。」
社会人の初めの頃はどんなふうに自分がずれているかもわからなく、ただただ上司が嫌だったし、理不尽な目にあっていると思っていました。
その頃社会人生活はうまく行っていませんでした。
組織に入ると必ず指示系統があります。
最近パワハラ、モラハラなどと言われるので、下も意見を言えるようになってきているので、おかしいことはおかしいとはっきり主張できるようになってきて、それはそれで素晴らしいことだと思うけど、
実際に声を上げると、ものすごくその組織には居づらくなります。
ある日考え続けてタイトルの言葉がでてきました。
「差別はしてはいけないけど区別はすべきなんだろうな。」
すごく腑に落ちました。
自分には区別ができていませんでした。
区別しないといけない理由【命がけで毎日手術をしている人と、一日中ぼーっとしてる人の時間の価値は違う】
たくさんの技術、経験、忍耐力、ありとあらゆる努力をもって患者を助けている医者と、
一日中家で休息していた自分ではやはり区別されたほうが良いと感じました。
他にも「新入社員より上司の方が基本負っている責任は多い」のは間違いないでしょうし
目上の人には区別して深い敬意を払う必要があるということです。
【命の尊さは同じだけど区別して敬意を払った行動】
- 上司ができていないと言うならそのことに文句をいうのではなく、上司の立場になってその部分をそっとフォローできる人になればいい。。
- 自分自身の評価も冷静にして、自分の価値が低いと感じたら受け入れて、今できることを精一杯する。
- 営業として数字を上げている人をとりあえずしっかり評価して、礼儀正しく接する。
そうするようにしたら自分に対する周りの評価も驚くほどにいろいろ変わっていきました。
この区別するという発想を学んでからは「上司だけではなく、自分より上と感じる方に対する敬意の払い方が変わりました。」
敬意というものに対しては別記事を用意しました。
区別する際、自分としては年齢などは一切関係ないと思うようにしています。
そもそも経験不足すぎて自分中心の世界観だったので、相手の価値がわからず、平等に接しようとしすぎて厚かましく馴れ馴れしかった気がします。
正直そういう人を沢山みてきました。
そして間違いなく皆うまく行っていなかったりバカにされたりしています。
そういう人が悪気がないわけではないし、本当は心の優しい面を知っています。
自分もそうだったから分かります。
先輩に対してもやはり敬意が足りなかったなと感じました。
- 特に田舎から都心部などに出て何故かうまく行かずに困惑している人
- もしくは今後都心部に出ようとしている人
- 人間関係につまづいている人
自分なりにはすごく効果があった発見でした。
一度「差別してはいけないけど区別する必要がある」と思ってみてほしいです。
【まとめ】
そういえば学生の頃、先輩に喧嘩を売られたりして、対応できず生意気な態度で睨みかえし目をつけられていたことがありました。
その時の正解ってどんなふうだったのかなとずっと心に引っかかっていました。
結局、先輩に対して、目上ということで区別して敬意を払っていることが求められたんだと感じました。
今でも強く思うのは、人の命や可能性は同じように無限大です。
しかし、現段階でなにかの技術を積み上げたことがある人と、何も持っていない人では、与えられた時に結果が違います。
その人達をちゃんと区別して扱うことができるようになることが大切だと強く思います。
そしてしっかりと今の自分の価値と向き合い、受け入れ、
その後、自分の価値を高めていき、区別された時にしっかりと結果を出せている状態を目指していくための、土台の話になればすごく嬉しいです。
人を区別する上で、もっと土台になる大切な視点として、自分の幸せについてという視点についても考えてみましたので、ぜひ読んで下さい。